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原料費調整について

都市ガスの原料である天然ガス(LNG)やプロパンガスの価格は、為替レートや原油価格等によって変動しますが、こうした経済情勢をガス料金に反映させることを目的としています。

原料費調整は毎月、単位料金(1m3当たり従量料金)を見直すことによって行われます。
3ヶ月ごとの原料(LNG、プロパンガス)のトン当たりの輸入価格(通関統計実績)をもとに、
当該期間の平均原料価格を算定します。
平均原料価格 = トン当たりLNG輸入価格(3ヶ月間の加重平均値)×0.9594 + トン当たり
プロパンガス輸入価格(3ヶ月間の加重平均値)×0.0440 (10円未満四捨五入)
平均原料価格の、基準平均原料価格(82,680円/トン)に対する変動幅に応じて単位料金を調整
します。
単位料金の調整額は、当該期間の平均原料価格の基準に対する変動額100円につき0.082円/m3です。
ある3ヵ月の原料価格の変動による調整額を、中2ヵ月をおいた検針分の料金に適用します。


原料費調整に基づく2024年5月検針分の料金について

2023年12月~2024年2月の平均原料価格
LNG輸入価格100,710円/トン×0.9594 + プロパンガス輸入価格
89,820円/トン×0.0440 = 100,570円/トン(10円未満四捨五入)
2024年5月分の平均原料価格は、100,570円/トンといたします。
原料価格変動額
当該3ヵ月の平均原料価格100,570円/トン - 基準平均原料価格82,680円/トン
=17,800円/トン(100円未満切捨て)
調整額
原料価格変動額17,800円 × 0.082 ÷ 100 ×( 1 + 消費税率 ) = 16.05となり、1m3当り16.05円の調整となります。
激変緩和措置を受けた特別措置
政府による「電気・ガス価格激変緩和対策事業」を受けて、調整額を1m3当り15円値引きします。
16.05円 - 15円 = 1.05円
※2023年11月検針分~2024年5月検針分が対象となります。
※「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の詳細は、経済産業省 資源エネルギー庁の特設サイト(https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/general/)にてご確認ください。

前月比
前月(2024年4月分)調整額に比べ1m3当り1.44円(税込)の値上げとなります。



1.2024年5月検針分に適用される一般ガス料金表

料金表
(種別)
適用区分
(1ヶ月ご使用量)
基本料金
(1ヶ月あたり)
調整後の
従量単位料金
(1m3あたり)
料金表A 0m3から10m3まで 915.20円 255.50円
料金表B 10m3を超え20m3まで 936.10円 253.41円
料金表C 20m3を超え80m3まで 1,838.10円 208.31円
料金表D 80m3を超え150m3まで 2,454.10円 200.61円
料金表E 150m3を超える場合 3,025.00円 196.80円
(税込:消費税率10%)

1ヶ月ごとのガスご使用量により、料金表A,B,C,D,Eのいずれかを適用いたします。



参考例(月に21m3ご使用のご家庭の場合)

1ヶ月のご使用量 前月適用料金 改定後適用料金 増 減
21m3 6,182円 6,212円 30円
(税込:消費税率10%)





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